手湿疹言語道断

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手湿疹を治療するにおいて重要となるポイントは、原因物質の特定と排除、肌を清潔にして保湿すること、ステロイドなど外用薬の適切な使用、体質改善の4点といえます。
この4点のどれが欠けてもなかなか成功しないのが難しいところです。

塗り薬をこまめに塗っている間はどうにかおさまっている手湿疹も、「治ったからもういいかも」と 薬の塗布をやめると再発するものです。
季節の変わり目になると再発が心配になり、最初の頃は指の間がかゆくなり、いつの間にか、かゆみの範囲が広がり、無意識に掻いてしまったところが後からガサガサになってきます。

冬になると、前触れもなく、いきなり指の関節辺りが切れ、そしてパックリと大きく切れます。
特に多いのは人差し指と中指で、ほぼ同時に手のひら側の指の付け根あたりも乾燥してガサガサになってきて切れます。
私はハンドクリームを使った手湿疹の治し方を参考にしてケアしています。

再発する人はだいたいが同じパターンで発症しますので「そろそろかもしれない」と感じた時には予防することも必要になります。
手湿疹は、一つの原因で再発するというよりも複数の原因で症状が出ると考えられていますので体質だから仕方がないとあきらめずに、きちんとしたケアをして必要に応じて皮膚科を受診することが大切です。